占い/開運 癒しの占星術
 国内編
中森明菜
 海外編
 相性編
 
◇◇ 中森明菜 ◇◇
デビュー後、新人賞獲得。レコード大賞受賞と華々しい活躍をしてきた彼女。そして、迎えた運命の日。その日を境に彼女の運命は激変する。
美しい顔、精妙なる歌声。20世紀後半、彼女は僕らを魅了した。
20世紀の歌姫は、21世紀に復活なるのか。
●悲劇の歌姫

中森明菜
彼女もまた、運命にもてあそばれてる一人。
そんな彼女の心の中を星が暗示する。

彼女の星の中でも、もっとも強い星、金星。
この金星をつよめれば、彼女の復活もかなり力強いものになるだろう。
つまり、ダイヤモンドが彼女の運勢を、引き上げる。

占いチャート
【 解 説 

今回は個人的に興味のある明菜ちゃんを見てみましょう。
パッと見て特徴的なのは、出生図を含む複数の分割図で1室に対する金星のアスペクトが多いということでしょう。
特に出生図では、7室に金星と水星が在住しています。これは、美しさと若さを表しています。
この点は、まぁ誰が見ても異論を唱える人はいないでしょう

次に、歌のうまさですが、ナヴァムシャで9室支配の木星が2室に在住しています。歌のうまさというより、声のよさといった方がいいのかな。ちょっと残念なのが、出生図での土星の在住とナヴァムシャでの火星からのアスペクトですね。口の悪さと、酒・たばこなどの嗜好が伺えます。この辺は、別に占星術で見なくても芸能ネタによくあがることですから、まあその通りなんでしょう。

しかし、彼女が本当は繊細で傷つきやすい心を持っていることを知っている人はどれだけいるのでしょうか。
出生図では心を表す月が、射手座の12室に在住して、火星からのアスペクトを受けています。そして、その月の両側には、主だった惑星が在住していません(ケーマドルマヨーガ)。
ナヴァムシャでも、月が蠍座に在住していて減衰している上にケーマドルマヨーガ、対向の11室から火星と土星がアスペクトしています。

通常これだけ月が傷ついていると、幼い頃に母親に関してなにかトラウマを生じさせていたり、厭世的な気分になっ
たり、孤独感を感じやすいんですよね。彼女の持っている影の部分はこういうところからにじみ出ている感じがします。

この月が最も強力に影響を与えていたのは6歳からの10年間でした。小学校3年生ぐらいから、ちょうどデビューする前までは、非常につらい時期だったかもしれません。

1984年3月に火星の時期になります。
ナヴァムシャで5室と10室を支配している火星が願望の11室に在住しています。才能と仕事が絡み合い、大きな願望に向かって情熱を注いでいたんですね。

1985年8月後半から火星・木星の時期になり、その年の日本レコード大賞では、金賞を受賞しました。火星は9室在住、木星は5室在住。火星から数えて9室目に木星と、まさに幸運の絶頂期でした。

そして、1989年7月火星・金星の時期に、その後の運勢を大きく変える出来事が起こってしまいました。
彼女は、自殺はかったのです。(幸いにも、一命は取り留めましたが)
詳細は解説しませんが、まさに苦しみの中にはまっていて抜け出せない状態だったということは言っておきましょう。

そして今も続いているラーフの時期が、1991年3月から始まりました。この時期は2009年まで続きます。

明菜ちゃんが本当の意味で完全復活するとしたら、2009年の木星の時期に入ってからでしょう。もともと、彼女は大器晩成型で 、逆境に置かれている方が成功を収めるタイプですから。


 


Copyright(c) 2005 Iyasi Kaiun All rights reserved.